遺言書を書くための「財産目録」作成の勧め

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自分の持っている財産を把握するために、財産目録

遺言書を書く前に、必ず財産目録を作成してください。これは、ネット上などに雛型のようなものがありますので、それを参考にされてもいいですし、先に紹介したエンディングノートなどを活用してもいいでしょう。不動産や、自宅、車など、大きなものはすぐに思い浮かびますが、うっかり抜けてしまいがちな物もありますので、抜けがないように、じっくりと考えて書くのがいいでしょう。財産としてあげられる主なものが、金銭(預貯金、貸付金、売掛金など)、不動産(農地、山林、借地権、借家権、抵当権、地上権など)、動産(自動車、バイク、電化製品、家具、骨董品、美術品、貴金属など)、有価証券(株券、国債、社債、小切手、手形など)、電話加入権、生命保険などの保険、その他(著作権、特許権、商標権、意匠権、ゴルフの会員権など)、まだまだありますので、どうがじっくりと考えてみてくださいね。うっかり忘れがちなのが、マイナスの財産です。なかなか残したくないものですが、こればかりはどうしようもありません。主に、借金、買掛金、未払金、ローン、税金、などです。他に、相続財産に含まれないものもありますので気を付けて下さい。主に、墓地、墓石、仏具、香典、弔慰金、葬儀費用、遺族年金、損害賠償金、使用貸借権、身元保証義務、扶養請求権や国家資格などの一身に専属したもの、受取人が指定されている死亡退職金、受取人が指定されている生命保険の保険金などです。こうして、例にあげただけでも、様々な種類があることが分かります。日頃、自分はちゃんと把握していると思っていても、これだけの種類があれば、忘れているものもあるでしょう。内容を勘違いしているものもあるかもしれません。ですので、遺言書を作成する前には、必ず、財産目録を作成してください。もしかしたら、意外な財産の存在に気付くかもしれませんし、等分に割ったと思っていても、分割に偏りが生じているかもしれません。後々、残された遺族が困らないように、リストアップすることは大切な作業です。

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